そろそろクリスマス。
親子でクリスマス飾りの手作りしたいなあと、ネットで情報を探すと折り紙や切り紙作品が色々出てくる。
しかし4歳半の年少さんといえば、線通りにはさみを使うのもまだ難しいし、折り紙にしてもきちんと折るのは難しい・・・できることが少ない( ゚Д゚)。
そんな中で、双子4歳のときに親子で一緒にやったクリスマス手作りです。
1.子どもと一緒に毛糸で手作りクリスマスツリー
モンテッソーリの日常生活のおしごとにある糸巻きのおしごとのクリスマスバージョンとして準備してみました。
◆準備するもの
- ビン(三角形に近いもの)@100均
- デコレーションボール@100均
- 両面テープ@100均
- 毛糸(緑)@100均
◆作り方
- ビンに両面テープをぐるぐる・べたべたはりつける
- ビンに毛糸を巻き付ける
- 飾りつけのボンボンを付ける
と簡単3段階のステップ。
しかしこれを4歳児と一緒にやるとなるとなかなかの忍耐力が必要になります。
1.ビンに両面テープをぐるぐる・べたべたはりつける
まずは毛糸を張り付けるために両面テープをぐるぐる巻きに。
グルグル巻きは母のほうでやって、子どもたちにはテープをはがしてもらうのをやってもらいました。
2.ビンに毛糸を巻き付ける
ネットで調べるとみなさんがいろんなものに巻き付けて、クリスマスツリーを作ってたんで、やってみたかったんです(笑)。
モンテッソーリのおしごとの事例をたくさんのっけているブログといえば、そらいあんぐるさん。
そらいあんぐるさん家のお子さんは丁寧に巻きつけてたけど、年少じゃ無理かな~と思ってたんです。。。しかし、4歳の双子。母の見本のツリーを見ると
『ママと同じようにする!』
と隙間をあけないように一生懸命巻く、巻く。
見本があると、何をしたいのか見通しが立ち、本人なりのやる気の原動力にもなるんだなと、その効果をしみじみ実感しました。
見本と同じようにやりたい気持ちが、年少にもなると芽生えるお年ごろってことなのかな?
最初は『糸をすべらせて巻く』ということができないために、こんがらがってキー!( `皿´)キーッ!!っとなっていた双子たち。
最初は母が手を出してしまってたんですが。。。母が手を出すほうが、余計にキーっとなるようで口を出すのをぐっとガマンし始めたら
自分で解決しはじめました。
子どもの自己訂正力の力はスゴイ。
ほんと、親は口だしすぎちゃほんといかんですね(-。-;)。
3.飾りつけのポンポンを付ける
巻いたら、毛糸の上にボンボンを両面テープでくっつけます。
二人の様子を見ると、ぼんぼんをくっつけるよりも、両面テープを使うほうが楽しいみたいで
テープの裏面を剥がすのに、めちゃ集中。
『できた!』
と、毛糸を巻くより何よりも一番いい顔(笑)。
両面テープの裏面剥がしは、かなり手先が細かしいし、二人には絶対キーっとなって無理だろうなあと、母的には思ってました。
なので、ボンドでつけることも別案として用意していたぐらいです。
子どもををよく見る何て言うけど、はまるポイントもやりたいと思う気持ちも、母が想定するよりもずっと子どもたちのほうが上を行ってますよね。
“親は余計なことすんな”ってことですかな( ̄▽ ̄;)
2.親子手作りにひそむ親の下心
※モンテッソーリでは大人のやりたいことを無理やり子どもにやらせるのはNGとよくよく言われます。子供をよく観察し、子どもがやりたいと思っている環境を整えるべしと。また子どもは親の「やらせたい」という下心を敏感に察知します。・・・ですが、これはそれはわかっては下心が消せない母の懺悔でもあります。
ネットでは『モンテッソーリ 糸かけ』『モンテッソーリ 糸巻き』と調べると、色々な作品がでてきて、その色とりどりな姿はまさしくアート。
さらにこの『糸まき』は、手指だけでなく手首もしっかり使うことのできるのです。
このおしごとがあると知ってからは、ぜひ一度子どもとやってみたいと思っていたものの環境として単に準備していただけでは、なかなか子供のやってみたい気持ちに火がつかない(;'∀')。
モンテッソーリ園など複数子供がいる環境であれば、誰かがやっていたらそれやってみたい!と興味をそそられるなどあるのだと思いますが、家でやるときはイベントと関連づけてイベントとして一緒に楽しむのが一番だなあと思っております(笑)。
3.子どもが作った手作りクリスマスツリーのその後
一生懸命作った手作りクリスマスツリーですが。。。
一夜明けて、ボンボンの半分は落下( ̄Д ̄;;。
両面テープの接着では甘かったか。
そんなわけで、母がひっそりとボンドで付け直してみました(笑)。