わが家のクリスマスツリーは飾りがほとんどありません。理由は、
クリスマスオーナメントは、毎年1個ずつ増やしていくため。
結果、双子3歳の3年目もさみしいクリスマスツリーです。
ただ、このおかげで
クリスマス飾りを毎年子どもと作る
というイベントをすることができるようになったのです。
今、小学2年生になる双子とも毎年毎年飾りを作ってます。
今回の記事は双子が3歳のときに一緒につくったクリスマス飾りです。
1.3歳児と一緒にクリスマス飾りのポンポン作り
とはいえ、まだまだ乳児クラスの3歳児。なかなかできることは少ない。
そんな中で試してみたかったのがモンテッソーリ講師のモンテッソーリスパイシスさんのクリスマスポンポン作りです。
このポンポン作り
- 巻きつける
- 結ぶ
- 切る
といった体や手先を使う動作がたくさんあるのです!
※そしてまたしても母のヨコシマな思いが・・・
◆準備するもの
- 毛糸@100均
- 毛糸をいれるビン@100均
- はさみ
- 毛糸を巻く型紙@厚紙で手作り
ビンの中には毛糸を巻いていれています。
※この理由は『3.母の失敗(オレの屍を超えてゆけ!)②』をご覧ください。
◆作り方
- 型紙に毛糸を巻きつける
- 型の真ん中の間に糸を通し結ぶ
- はさみで切って丸くする
- 完成
と、簡単3ステップですが、そうは問屋がおろしません。
2.3歳児が作るとこうなるポンポン作り
まずは巻くぞ~
写真は上手に巻けてるように見えますが、これがかなり難しい。
大人なら『短く毛糸をもって指をすべらせながら巻く』と自然にできますが、
- 毛糸を持つ位置がわからない
- 巻かなきゃと思うから毛糸を長く出してこんがらがる
- 腕を回す操作がわからない
などなど、色々動作として難しいことがあることがわかります。
やってみないとわからんものです。
この写真に到達するまで1週間ほどかかってます(;'∀')。
※最初はうまくいかないから、あんまり一緒に作ってくれなかったですしね。
巻いた毛糸は、母がまとめて。。。双子たちで毛先をチョキチョキ。
できた~
3.母の失敗(オレの屍を超えてゆけ!)
毎回のことではあるのですが・・・母が家で双子たちと手作りを楽しむと、母の想定外のことが毎回起こります。
①型紙の隙間が空きすぎるとうまくいかない
ボンボンをつくるために、切り込みを入れていたのですが、これが幅が広すぎました。
最初に作った型紙は右側です。
毛糸を巻くということに慣れていない二人にはこの間に毛糸が入ってしまって、きちんと巻けないのです。このため、左の幅が狭いのをあとから作りました。
が。。。やっぱり間に毛糸が入る。
モンテッソーリでは困難性を孤立化しなきゃいけないんですが。。。巻くことがうまくできない二人にいきなりやらせようとしてしまったのが大失敗なのです( ̄ー ̄;。
もう間に毛糸が入っても気にせず、母がボンボンにしました笑。
②毛糸を巻く量がわからなくてうまくいかない
小さい毛糸玉を何個も作ると母が大変し、毛糸はいっぱいあった方が何回もできるしと思い、『巻くのは「もうこれでいい」って思ったら毛糸を切るんだよ』と双子たちには伝えたわけです。
- 2,3回巻いただけでもういい!の一言
※こんなに少ない毛糸ではポンポンにならない・・・
- 終わりがよくわからないので、すべての毛糸を巻いてしまう
※そんなに大量には巻けないから・・・
などなど、やっぱりあいまいな表現はいけません( ̄ー ̄;。
ボンボン1個分くらいの毛糸玉を多数作って、毛糸玉がなくなるときが巻き終わりと終わりをわかりやすくすることにしました。
いや、ほんと子どもの動きには毎回色々あっておもしろいなあって思います。
※とはいえ当時は『一生懸命作ったのに―!きぃぃ(-_-メ)!』って思ってました。反省反省。
③巻くことよりも実は別が気になってうまくいかない
ボンボン作りを始めたとき、二人は興味を持ってくれた模様。よし!と思ったのもつかの間。。。。翌日。
毛糸が全部引っ張り出されて、ジョキジョキ切られておりました( ̄Д ̄;;
『そういう風に使うんじゃないんだよ!』と勢いでつい注意してしまった母。
ビックリしたあとに、悲しそうな表情になる二人を見て、
違う。間違ってるのは母だ(iДi)。
使い方は、使う人が決めるもの。
『巻くより、毛糸をひっぱり出すこと切ること』の方が今の二人には興味の対象・敏感期だったんですよね。
母の想いを押しつけてごめんね。
それでこそ敏感期だよね。
というわけで、その欲求を満たすべく
速攻で環境を作ってみました。
熱心に切るご様子のPen。よかったよかった。
モンテッソーリスパイシスさんの記事にもありましたが『お子さんの発達状況に応じてどの動作からできるか考えて、準備してあげるのがよい』そうです。
わが家の場合3歳の双子たちは『切る』の敏感期のようなので、丸めたところまでをいくつも母が作り、毛糸を切ることをメインにしてもよかったのかもしれません。
3.クリスマスツリー飾りのその後
作ったボンボンはどうなったかと言いますと、
少しずつ、少しずつクリスマスツリーに増えて行ってます。
そして双子は現在小学2年生。
7年経った今も、一緒にクリスマス飾りを子どもと一緒に作れて楽しいなあと思う今日このごろです。
++ PenPon3歳半 ++