今、わが子が小学2年生になり、振り返ると小学校入学準備でやっときゃよかったやって意味なかった・・・と悔やんでると言っても過言ではないことがあります。
プリント学習やお勉強をやってきていない保育園生活の子どもたち。
小学校の勉強についていけるのか、何か事前に準備がいるのかと、心配でネットで色々情報を集めていました。
そんなわが家が小学校入学準備のために調べたことや取り組み、そして結果どうなったかをまとめましたので、ぜひ生かしていたければ幸いです。
1.小学校入学準備の勉強はいつから?
知育ブロガーさんを見ていると、1年2年の先取りは当たり前。うちの子大丈夫??と調べれば調べるほど不安はつのるばかり。
ネットでよく見かけた小学校入学準備で勉強すべきことは次の3つ。
そしてわが家的には、赤字の2つが必須だったと今でも思うのです。
- ひらがな、カタカナ
- 10の合成と分解
- 時計
おうちモンテやってたから余裕でしょ?そう思われるかもしれません。
わが家の結論的に言うと、モンテッソーリ教育と学校の勉強は違う。
モンテッソーリ教育を意識していたので、学ぶこと、知ることへ抵抗感はなく、勉強楽しい!そう言ってくれます。いろいろな興味を広げる種まきとして、本当にステキな教育だと今もそう思います。
が、種まきと定着はちっがう!!
2.ひらがな、カタカナ
2.1 小学校準備前の現状
わが家はひっそりとおうちモンテを実施してきてました。
しかしプリント学習はやってこなかったので、書く練習ゼロ。そしてカタカナはまったく手をつけてませんでした。
なので、なんと字を書いてみるとおっそろしく汚かったのです。
2.2わが家の取り組み
カタカナの練習以上に、ひらがなの字の汚さが気になった母。なので試してみたのはこちら。
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「すべり台がひゅーーーーん」と文字を見ながらすごく楽しそうにやってました。やっぱ学びは楽しくないとね。
・・・でも字がキレイになったかというと??
このドリルを見ながら書くときはキレイなのですが、通常の字は前と変わらない。
「ほら、やったよね?」と言うと、「ああ!!(^^)!」というものの「どうだっけ??」という状態。定着してねー(;'∀')。
2.2結論はと言うと・・・
(1)ひらがな読み書き大切
入学初日、自分の座る机に名前がひらがなで書いてあります。クラスにも掲示があります。最低限それが読めないとつらい。
わが子の小学校の場合、連絡帳に自分で書かないといけない。入学して1カ月後には自分で書かされていました。当然、習ってないひらがなでも書かされる(笑)。
まったくひらがなの読み書きができないと、学校生活自体がしんどいのかなとは思います。(見させられる親もしんどい笑)
(2)キレイに書くは・・・不要
なぜって学校効果がスゴイから。
小学校ですごく丁寧に「トメ、ハネ、はらい」をチェックしてくれる。ちゃんと書けてないとテストの点数も下がる。
先生から💮もらえるのがうれしくて、そして点数をもらうために、一生懸命丁寧に書く。字がキレイな友達に触発されてキレイに書く。
もちろん家でお母さんが『この字上手だね』という言葉もモチベーションになりますが、わが家の場合そのときだけ_| ̄|○。
なので、小学校入学前はキレイに書くは気にしなくてよし。書ければ十分。
(3)カタカナ大切・・・夏休みでもいいかな?
ひらがなをキレイに書くための時間をついやすよりも、カタカナに時間を使えばよかったと今でも後悔してます。
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ほんと、こっちを買えばよかった。
カタカナは2学期に学びます。ひらがな50音を毎日数文字ずつと1学期の間じっくりとやってくれてたのに、カタカナは1,2カ月で終わってしまいます。
小学校2年になってもカタカナを正しく覚えきれてない気がする。会社で同僚と話してても「うちもそう」みたいな声多数。
なのでカタカナ大切!だけど、入学前に慌てて詰め込んでも定着せず忘れるので、夏休みでもいいかも。
3.10の合成と分解
3.1モンテッソーリで合成と分解
足して10になる数字の組み合わせを理解すること。1と9、2と8・・・といった組み合わせです。
そんな数の棒なんて、普通の家にはないよって時には、これ。
- 1~10までのレゴの長さを作り、10本レゴブロックを作ります。
- 1は1の棒、2は2の棒・・・と数字とブロックの数が一致することを伝えて認識させる(本人たちに一番短い1のレゴを使って数えさせてもよい。上の写真が数えているものです)
- 10の棒の下に9の棒をおき「あといくつで10になると思う」と聞き、子供が「1」と答えたら9の棒のとなりに1の棒を置き、10と同じになることを確かめる。以下、8の棒、7の棒・・・と続ける。
10の長さと同じになるにはどれとどれを組み合わせるか、1と9、2と8・・・と実際に具体的なもの(レゴ)で試していくわけです。
実際に具体物で示したら、次は自分で工作してみて手を動かす。
ちなみにプリントした紙に100均で買ったラミネートを貼って、ペンで消せるようにしています。こういうのが好きなんですよね・・・
3.2 定着はこれ!トランプ!
10の合成と分解を理解するのに、モンテッソーリ教育の方法で伝えることはとてもよかったなと今でも思います。
しかし、実はモンテッソーリの数字の棒は年中さんくらい何度かやって楽しんだはずなんですけどね・・・「あ!これ見たことある!」って言ってくれたけど、内容はこれっぽっちも覚えてなかった。
というわけで、具体物で概念のイメージがついたら、定着!
トランプはマークがついているので量感がわかるので、数字だけの完全抽象の世界の一歩手前、具体から抽象への転換にすごくよいなと思うのです。
(1)スピード
10の合成、分解とは違うのですが、1~13までの数字の並びを昇順降順スラスラと認識させるのに、これはうってつけ!
双子たち「1、2、3・・・」「10、9・・・」と昇順、降順の数字の読み上げは問題なかったので、てっきり数字の並びをわかっていると思ってたのですが、スピードをやり始めて実はまったくわかってないことが判明。単に暗唱してただけなのねと。
色々なやり方で試してみるって大事。
(2)ババ抜き、神経衰弱
通常のババ抜き、神経衰弱は【同じ数字】ですよね。そしてこれを【足して10になるもの】にルールを変えるのです。なので使うトランプは1~10まで。
例えば、神経衰弱は「1」と「9」だったら取れる。
プリント学習だけでなく、楽しく覚えてもらうためにどうやったらトランプで色々遊べるか小学校に入学したあと、
(3)オススメトランプで算数
そのほか、数字に親しむためにいろんなトランプ遊びを楽しみました。もちろん今も。
◆トランプでできる楽しい算数ゲーム集
http://curiokids.jp/contents/trumpgame.pdf
子どもはゲームが大好き。ぜひぜひ試してみてください。
3.3 結論はと言うと・・・
これはやっぱりやってよかった。学校でも算数セットがあるので同じような授業をやってくれます。
「あ。これママとやったやつだ!」そう思うことで、学校の勉強に抵抗感がなくなる。そして、10の合成と分解をしっかり定着させておくことで、その後の足し算、引き算がスムーズにできるようになったと感じてます。。
書くことで数字の練習もできた。国語と違い、数字の書く練習を算数の時間に何度もするわけではないので、ストレスなく数字を書けるというのはよかったのだと思います。
3.時計
3.1結論はと言うと・・・
そこまで時計いらんかった。
小学校入学準備のために、おうちモンテで時計の読み方も教えました。
『今、〇時〇分だからあと〇〇分したら家を出るよ』の声かけしてました。
小学校2年になると時計を本格的に勉強します。時刻と時間の違いも学びますし、午前午後も学びます。そこで気づきました。
うちの子、まったくちゃんと時計読めてねー_| ̄|○。
特に45分~59分までの〇時が次の数字に近くなると100発100中間違う。マジかよ(;'∀')。
授業で学んだ時に、今まで言ってたことの理解がつながったようでした。が、今までなんだったんだ・・・と脱力する母。
学校の生活も、チャイムが鳴るし先生の声掛けはあるし、時計が正しく読めなくたって困らないという状況だったのです。
4.まとめ:小学校入学準備の勉強はある程度必要
やはり小学2年生になっても子どもたちは、周りの子が少し先取してやっているだけで「自分はできない」と最初は思い、苦手意識をもちがちです。
紆余曲折あったものの、やはり小学校入学準備を事前にすることでスムーズに勉強に入れたと思っています。
また、小学校入学準備の勉強は単なる勉強というだけでなくて、学校生活をスムーズに送るためにも必要なもの小学校にあがって改めて認識しました。
5.おまけ:親も必要小学校入学準備
ひらがなのところで「キレイに書く練習は必要なかった」と書きました。
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じゃあ、この本が役に立たなかったかと言うと、めちゃ役にたってます!
何がって、母が子どもの名前付けに書く字がキレイになったのです。
鉛筆や手提げ袋に書く字はそんなに目立たないですけど・・・あれ。体操服。
うちの子たちの体操服は、ど真ん中に名前を書かなきゃいけない。
これはかなーーーーり、ウマヘタがわかっちゃう。
この練習帳で苗字を一生懸命練習し、自信をもって名前が書けました!( *´艸`)。
大人の字の練習にもオススメです。