アスレチック好き小学生にオススメの奥久慈男体山(茨城)@子連れ山登り

この秋3回目の子連れ山登りです。

といってもわが家、年に数回しか登ってないんで、登山なんていうのもおこがましい(-_-;)。そんな子連れ初心者が行くハイキングに毛がはえたみたいな子連れ山登りです。

 

今回のターゲットは茨城県にある奥久慈男体山です。

 

 

1.奥久慈男体山に登る

この山何がすごいって、鎖場・鎖場・鎖場の連続なのですよ。


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見よ。あの露出した岩肌。あれに登りました。

 

パパさんからは『死亡事故も発生している山だけど、ちゃんと注意すれば大丈夫だから』とのこと。

 

確かに調べると、過去に滑落の死亡事故も発生していて、一時期ルートも封鎖されていた時期があったよです。結構ガチで鎖場がやばそうです。

 

鎖場ルートは「健脚ルート」を選びます。


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途中のビューポイント。空が青くて紅葉が美しい。でもこの下、マジで断崖絶壁です。


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結構な急登なんです。

 

パパさんは「鎖を信じるな!できるだけ鎖を使わず登れ!」と言ってました。

 

ちゃんと山登りをする人曰く「どの程度メンテナンスされているかが怪しいので、鎖に体を預けて鎖が抜ける・・・とかあるから気を付けないといけない」だそう。

 

まあ周りの大人は鎖を使ってどんどん登ってましたね(;'∀')。

 

這いつくばってブルブルしながらルートを探しているわが子の姿を見たら「ここは大丈夫だから鎖使いなさい!」と言ってしまった(^_^;)。ワタクシは使いましたよ。

#事故が発生したことのある山のせいか、鎖も所々新しくなっていてメンテナンスされてそうでした。

 

2時間かけて、やっと山頂到着!

 

ワタクシ決して登るの上手ではなく、子供よりも一番に息が切れてしんどくなるのに、なぜだかまた山に登りたくなるのです。

 

今回も楽しかった。

 

2.奥久慈男体山情報の備忘録

①駐車場情報

tozanguchinavi.com

登山口に10台ほど車を止められる駐車場がありますが、わが家が行った11月中旬は紅葉のいいシーズン。

9時に現地に到着したときには、駐車場だけでなく、道路沿いは路駐で車がびっしり。わが家は最後の1台で駐車できたくらいです。紅葉シーズンを侮ってはいけないですね。

 

トイレは山頂にも途中にもないので、子連れなら子供が「行きたくない!」って行ってもここで必ず行かせるべしです。

(わが家の最後30分は、子供の「ママ、トイレ~( ノД`)」の合図でダッシュで下山しました)

 

②登山ルートについて


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以下、個人的な感想です。

  • 健脚ルートと一般ルートがある。上の図だと、上級登山コースを含むのが健脚ルート。長く歩く健脚な人用ルートというか鎖場ルート。
  • 健脚ルートは登りはいいけど、こんな崖下れない。パパさんがチョイスしてくれた、登りは健脚ルート、下りに一般ルートでよかった。
  • そんなに山に慣れてない私のような初心者や子連れは、健脚ルートは雨上がりの翌日とか行かないほうが無難。かなりの急登なので、滑って登れる気がしない。
  • かなりドキドキしたけど・・・でもやっぱり鎖場楽しい!

 

③コースタイムについて

www.town.daigo.ibaraki.jp

 

小学2年生の双子女子含む登山初心者4人家族のわが家のコースタイムはこんな感じ。

 

  • 9:30 登山開始(健脚ルート)
  • 11:30 山頂(山頂のカップ麺最高)

 

※コースタイム的には75分の山ですが、1時間近くオーバ。鎖場のルート取りが思った以上にてこずりました(;'∀')。

  • 12:30 下山開始(一般ルート)
  • 14:00 下山

 

④勝手に思うこの山をオススメな人たち

  • アスレチックが好きで高いところが大丈夫なら小学生にあがればいけそう(わが家は小学2年生双子女子)。
  • わが家の双子女子は登れたけど、怖いって感覚のほうが強かったみたいなので、小学校高学年くらいのほうが体力的にも安定感的にも楽しめるかも。
  • 一人分しか通れないルートもあるので、年齢が小さいと道を踏み外しそうで怖いい部分もあり。未就学児・・・とくに年少くらいまでは人うちは無理かなと。
  • 小学生にあがらなくてもいけそうかなどうかなと思いましたが、1、2か所ちょっと手が届かないか?と思う部分あり。

 

⑤心残りなこと

tabelog.com

  • 登山口にあるお蕎麦屋さん。有名らしい。ご夫婦で営まれていてすべて手作りにこだわるステキなお店とのこと。食べログの評価も高く気になった。Facebookを見てても温かい人柄が伝わるメッセージがあり、機会があればぜひ行ってみたい。今回は登山計画的にお昼がちょうど山頂だったので、断念。

 

 秋の紅葉も楽しめた、奥久慈男体山の子連れ登山でした。